2021/04/09 16:46

15年、同じ仕事を続けてこれるなんて思いませんでした。

ましてや、
結婚後に移住した知らない街で、知らない人たちの中で、
自分で仕事を始めて、ここまで続くとは。

すごいだろーーー

なんてことを言いたいのではなくって、
気が付けば15年にもなってて正直驚いているのです。

三人の子供たちを育てながら好きな仕事を続けられたのは、家族や友人、お客様の支えなしにはあり得ないことですが
とりわけ私の実父「じいちゃん」のおかげかなと。

この町では知る人ぞ知る、超が付くほどの孫煩悩なじいちゃんでした。
電動自転車に自転車用のトレーラー(貨車?)つけて幼稚園にお迎えに行ったり、
庭の木々にロープやら脚立やらをくくりつけてアスレチックもどきを作ってみたり、
かと思えば、いち早くappleTVでたくさんの映画を見せてくれたり、ドローン操縦させたりといった時代を先取りすることもやっちゃう人でした。
本気で童心に返って遊んで、私や母に叱られることも度々。
そんなじいちゃんが子供たちは大好きで、学校がない日は「じいちゃんに会いたい」「じいちゃんと遊びたい」ばっかり。

じいちゃんがしっかり子供たちと遊んでくれたから、私は子育ての大変な時期にも仕事をすることができたと思います。

すい臓がんを患って1年間闘病の末、他界したのが一年半前のこと。
「記憶に残る人であれたらいいな」と病床で語っていたけど、今でも毎日傍にいて笑ってくれているかのように身近に感じています。

今私が、子供たちが、こうしていられるのはじいちゃんのおかげ。
15年という節目に、一番感謝しているじいちゃんのことをどうして綴っておきたくてブログに残すことにしました。

改めて、じいちゃんありがと。
これからもしっかり頑張っていくからね。


4年前の夏↓↓↓